◎アレクサンダーテクニークとは?

アレクサンダー・テクニークを発見し、方法論化したのは、フレデリック・マサイアス・アレクサンダー(Frederick Matthias Alexander, 1869年 - 1955年)です。アレクサンダーは、オーストラリアでシェイクスピア作品の若い俳優として有望なスタートをしましたが、舞台上で声が出なくなる不調に襲われるようになりました。役者として致命的でしたが、医者も治療のしようがなく、彼は原因をつきとめるべく三面鏡のまえで自分の発話の瞬間を観察していきました。そこで彼は、声を出そうと思った瞬間に、その「声を出そう」とする意欲によって、自分では意識せずに首の後ろを縮めて緊張させていたことを発見しました。このため頭を下にを押し下げ、脊椎を圧迫していたのです。それと反対に、首が楽で、頭部が軽く脊椎の上でバランスを保っていれば身体と声が楽なことに気づきました。

首の緊張が開放され、頭と脊椎のあいだのプレッシャーが少なくなれば、人に生来そなわっている初源的調整作用(primary control)が活性化され、本来もっている自分の能力が解放されます。頭からの指令が体にとどくのも、 体からの情報が頭にとどくのも、自由になり、 本来の楽さと自由さを取り戻すことができるようになります。

無意識的な習慣や癖(自分自身の間違った使い方 mis-use)による、何かをしようという際の不必要な緊張に気づき、さらに何らかの新しい努力や行為を追加するのではなく、習慣的な反応を抑制(inhibition)することで改善が見られるというのが基本的な考え方です。

直接的・部分的に癖をコントロールせず、全体的・間接的に使い方に働きかけてゆくことを重視します。

このワークは随意筋を動かそうとして出来るわけではなく、不随意筋に働きかけるため、不要な動きが生じようとすることを抑制させるために、思うことと動きを一致させる経験が必要です。この技法はハンズ・オンhands-onと呼ばれ、教師は手と言葉を使って、心身の不必要な緊張に「自分で」そして「動きの中で」気づきを持ち、人が持つ本来の楽さと自由さを取り戻すことを手助けします。

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